🍼「私は一生寝れない」──長男出産後、初めての育児で思ったこと
結婚後すぐ、主人の転勤に伴い地元を離れ、親も近くにいない環境で長男を出産しました。
出産は「安産」でしたが、産後すぐに始まった母子同室。
右も左もわからない私は、看護師さんのサポートを受けながらも、泣く長男を抱っこし続ける毎日。
母乳を飲ませて、おむつを替えて、やっと寝たと思ったらまた泣く──その繰り返し。
「私は永遠に寝れないんだ…」と本気で思いました。
ほぼ抱っこしっぱなしで心も体もへとへと。
そんなとき巡回中の看護師さんが教えてくれたのが、バスタオルでおにぎりのように赤ちゃんをくるむ方法。
すると、あれほど泣いていた長男が静かになったのです。
それでも「このままずっと寝れないかも…」という気持ちは消えず、必死の毎日。
今、長男は20代後半ですが、あの日々は鮮明に覚えています。
特に最初の子育ては、すべてが未知の世界。手探りで、泣きながら笑いながらの日々でした。
☆主人からの一言で、でんと構えられるようになった
心配性だった私に、主人はよくこう言ってくれました。
「母親が不安そうだと、子どもも不安になる。だから母親はでんと構えてあげなきゃ。」
たとえば子どもが転んだとき、心配をぐっとこらえて、
「痛くないね!大丈夫、大丈夫!」と明るく声をかけるよう心がけました。
(内心は心配でいっぱいでしたが…)
☆長男・次男は年子だったので大変だった
父からは「子どもが10歳になれば楽になるから頑張れ」と励まされていましたが、
当時2歳と3歳の年子育児はまさに体力勝負。
「まだ7年もある…!」と途方に暮れた日もありました。
それでも本当に10歳になるころには、自分のことは自分でできるようになり、生活がぐっと楽になりました。
☆三男も生まれ、男3人の子育てに
「子ども3人、大変でしょう?」とよく言われましたが、私はむしろ、三人の方が社会性が育つと感じていました。
三人で遊ぶ輪ができ、助け合い、時にケンカをしながらも絆を深めていく姿は親として嬉しいものでした。
このだんご三兄弟はとても仲が良く、今も固い団結力を見せてくれます。
ある意味、いい意味でスパルタだった我が家だからこそできた結束かもしれません。
✨子育ては、親も子も「トライ&エラー&ネクストサクセス!」
主人の「でんと構えたほうがいい」という言葉を実践してきたことで、私は超楽観主義になったと思います。
(周囲からも「楽観主義者だよね!」と言われます)
主人から「カラ元気だね」と言われたこともありましたが、
「カラ元気も続ければツネ元気になる!」と信じて過ごしてきました。
🍼子育ては、あっという間
ご近所のおばさんから「子育てはあっという間。あとであの時が良かったと思うよ」と言われていましたが、本当にその通りでした。
毎日が慌ただしく大変でも、子どもは親の頑張りをきっと感じています。
幼い頃は言葉にできなくても、大人になれば思い出話をしてくれるはず。
今まさに、我が家のだんご三兄弟がそうしてくれているように。
子育ては親にとっても初めての経験。お互いに「お互い様」です。
💬パパさん、ママさんへ
パパさん、ママさん、子どものためにも健康第一で!
今日も明日も、ごまっと笑顔で前へ進もう!
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