皆さん、ご機嫌いかがですか?ごまっと発信局、のぶごまです☆
今日は、わが家の長男の話をしたいと思います。
高校2・3年で両足首の手術を経験した長男。松葉杖で通学しながら駅の階段で転び「走馬灯が見えたわ~!」と語ったことも。。。そんなストレスフルな日常の中、18歳で突然「顔面神経麻痺」を発症。大学受験や日常生活の不安と向き合いながらも、今では元気に暮らしている姿を振り返ります。
📸 年賀状の撮影での一幕
我が家では毎年、息子3兄弟の写真入りで年賀状を作っています。年賀状自体は早めに買うのに、仕上がりはいつも年末ギリギリのお約束。
そんなある年の年末、3人が「幼少期のポーズをもう一度再現しよう」と同じポーズで写真撮影をしました。
↓イラスト風にしてみました☆(真ん中が長男)

そのとき長男が変顔をしていたので、私は「そんな顔してたら本当にそうなっちゃうよ!」と突っ込んだのを覚えています。何気ないやり取りでしたが、その直後に思わぬ出来事が待っていました。
🏀 バスケットボールとケガ
3兄弟はそろって中学時代からバスケ部に所属。足首に負担がかかるポジションだったこともあり、特に長男と三男は足首をよく痛めました。
長男は捻挫を繰り返し、とうとう高校2年生と3年生で両足首の靭帯修復手術を受けたのです。
特に高校3年生の秋、受験を控えた時期の手術は家族にとっても、長男にとっても大変でした。
😨 新年早々の出来事
そんな年末を越え、迎えた新年。忘れもしない1月2日、遊びに出かけていた長男からLINEが届きました。
「お母さ~ん、俺、顔が落ちてきた」
と。
何を言っているんだ?!と、最初は冗談かと思いましたが、以前「顔面神経麻痺になった人の話」を聞いたことがあったため、嫌な予感が頭をよぎりました。
脳に異常が起きた可能性も考え、すぐに病院へ連絡。結果はやはり顔面神経麻痺で、再び入院することになりました。
幸いに手術をすることなく、投薬治療となりました。
明確な発症原因は不明でしたが、私が思うには、長男は高校2・3年生で足首の手術をしたり、日々の様々なストレスが重なって顔面神経麻痺を発症したのだと思っています。
松葉杖を使いながら通学していた頃には、駅の階段から落ちてしまい、本人いわく「走馬灯が見えた」と。若干18歳にして突然の顔面麻痺── 一日も早く治りますようにと祈ったのは言うまでもありません。
と同時に、顔面神経麻痺があっても、病に負けずにたくましく生きていってほしいとも願いました。
入院中には大学受験の面接も控えており、病院から面接へ向かうことに。治療そのものは薬でコントロールする形でしたが、本人にとっては大きな試練でした。
🧬 運命を感じた瞬間
当時、症状は思っていたより深刻で、うがいをすると水が口からピューッと吹き出す“マーライオン状態”。片目が閉じられないため眼帯をつけ、乾燥を防いでいました。医師からは「数値が悪く、回復が難しいかもしれない」とも言われました。
退院の許可が出ても、長男は「こんな顔では学校に行けない」と言って渋り、私は先生にお願いして入院を延長。心身ともに安定することを最優先にしました。
実は夫も高校生の時に、交通事故で顔を100針以上縫った経験があります。
結婚のときから「もし子どもができたら、同じようなことが起きるかもしれない」と腹を決めていた私。その覚悟が現実になったのです。
本当に現実になった。。。。その時が来たのだ!と運命を感じました。
💉 その後の長男と成長
治療の甲斐あって無事に退院はできましたが、大学に入ってからも顔の麻痺は完全には治らず、ボトックス注射を受け続けました。
「本当にあの注射痛い!!」と言っていました。そんな注射も耐え抜き、日頃から顔のマッサージをするなどして、今では症状もほぼ落ち着いています。
もちろん波乱はその後も続きました。大学入学から数か月で「俺、大学を辞める」と突然連絡してきたこともありました。いつも突然なので、心の休まるときはありません🤣
そんなこんなの長男ですが、大学を辞めることなく、在学時には留学に行ったりと、大学生活を満喫していました。
最近は、帰省した際には、私のパソコンをデュアルモニターに整えてくれたりと、ITに関することもフォローしてくれます。
弟たちに「親のためにいろいろやるな~」と冷やかされながらも、「迷惑かけたから恩返しだ」と笑っていました。(ちゃんと迷惑をかけたと自負しているのは嬉しい限り🤣byのぶごま)
私にとっては、長男がしてきたことは決して大きな“やらかし”ではないと思っています。いろいろな事が起こるたびに、多くの人が助けてくれました。
人生には様々な壁が立ちはだかるし、それをどうやって乗り越えていくか、これからも生きる力をどんどん付けて行ってもらいたいと思っています。
🌱 まとめ
人生には予期せぬ困難が訪れます。それでも「みんなで助け合って乗り越える」ことこそが大切だと、長男の経験を通して学びました。
親元を離れても元気に暮らしてくれていることが、何より親への恩返しになっているよ!!
と思っている・のぶごまです☆
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